ガラスの専門メーカーフランスの老舗・サンゴバン社とのパートナーシップ

04 Encounter withe Saint Gobain

サンゴバン社はフランスに本社を置く、鏡・ガラス、建設資材などの世界的な総合メーカーです。

サンゴバンの歴史と実績を知る上で欠かせないのが、べルサイユ宮殿「鏡の間」です。357枚の鏡を製作・提供し、毎年400万人の観光客がサンゴバンの鏡に目を奪われています。他にも、パリ・ルーブル美術館の入り口にあるガラスのピラミッド、パリ・エッフェル塔の展望台の床、ニューヨーク・自由の女神の目窓など、世界的な建造物にサンゴバンのガラス製品が使用されています。

設立は1665年と古く、ルイ14世の時代です。王立鏡面ガラス製作所として設立され、350年を超える長い歴史を持ちます。現在は世界64か国で事業を展開し、従業員数は約18万人のグローバル企業。「世界で最も革新的な100社」の1社に選ばれています。

350年の歴史の中でつくり続けてきたのが、鏡。その製造技術は、もちろん世界トップレベルです。九鏡が日本で初めて取り扱いを始めた「高透明鏡」は、今まで見たことがないような透明度。人や物をとってもナチュラルに映します。

高透明鏡は、自動車などのモノづくりで定評があるドイツで製造されています。一般的に鏡は透明度を増すほど、気泡が入りやすいと言われます。サンゴバンは350年の歴史と経験に裏打ちされた技術で、難しいと言われる透明度の高い「高透明鏡」の製品化に成功したのです。